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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。 アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。 同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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  ラヴ・ユー・フォーエバー



  ラヴ・ユー・フォーエバー(音楽CD付)ギフト版

名作中の名作。
最近借りて読んで、号泣した絵本です。・゚・(ノД`)・゚・。
親子の情とか絆とかがテーマで、この類に滅法弱い私は、まず一人で読んで正解でした(^_^;)

“お母さんの無償の愛”というのは、本当に有難く、尊いものだなぁ…と改めて感動します。
母親にとって自分の子は、どんなに大きくなったって、どんなに手を焼いたって、可愛い愛しい子。それを静かに優しく伝え続ける、素敵で、少し切ないストーリーです。

頁を繰る度に、繰り返される子守唄が、どんどん深みを増して心に沁みてきます。

“わたしが いきている かぎり
 あなたは ずっと わたしのあかちゃん”

このフレーズが、自分の母を思わせ、まず涙が溢れ。
そして、自分も母として、子供をずっと愛したいと涙が出てくるのです。

子育てに疲れているお母さんに、勧めたい一冊ですが。
それ以外の方にも、共感できる内容だと思います。

生きるのが辛い、寂しいと思っている人には、是非思い出して欲しい絆です。
「親は、俺(私)の事なんか、見ちゃいないよ。」
なんて、絶対ありえないです。大抵が、すれ違っているだけだと思うのです。

誰か一人でも、自分の事を本気で気に掛けてくれる人が居るというのは、それだけで生きる力になります。
私も、何があっても自分の子を見放したくないと思います。

酷い過ちを犯して、不幸にも親に見捨てられた子供の話を、心理学の先生(元、児童相談所の先生)から聞いた事があるのですが。
子供は寂しさから、自分の鼓動を止める事があるのだという話に、私も胸が押し潰されそうに哀しくなりました。(講義を受けながら、号泣してしまった(^_^;))

※↑追記 元々健康だった身体なのに、親に突き放されてから、次第に心臓が弱っていったそうです。たった小学6年生にして、ひっそりと去った命。

今でも、強烈な思いとして焼き付いています。余りにも哀し過ぎる、命の終わり方。
「そんな思いは、絶対にさせたくない」と。


ちょいと脱線……絵本の話に戻ります。

大人の為の絵本のようで、子供にも、しっかり気持ちを伝えたいお話です。
読み聞かせる時は、繰り返される子守唄を、適当に音階を付けて歌うように読んでみました。
なかなか、雰囲気を出すのが難しい所です。

最後の方になると、こちらも自然と感情がこもるのですが、堪えながら読み終わると……。

普段、感想を述べない息子が
「……かわいそうだった」と、ポツリと呟きました。

すんごく珍しくて、こちらがビックリ。(今まで、どんなに可哀想な話を読んでも、ぽーっとしてたもので)
母と息子の話だったので、感情移入しやすかったのかもしれませんが。
感動を分かち合えるのは、凄く嬉しい出来事でした。

凄く良い本なので、読み聞かせに是非どうぞ。

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桜 雪乃
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特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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