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第3シリーズ、歌姫4部作。随分前に読了したのですが、色々気を散らしていて感想を書けませんでした。
どうやら、花粉症らしく飛散最盛期には、鼻づまりとクシャミが酷くて集中出来ません(TДT)
それは置いといて。
『3』は、かなり面白かったです。各巻でドキドキハラハラの展開。どんでんがえしの連続。
影の大王って、かなり慎重で粘り強く用意周到過ぎて本当に怖い。おまけに学習能力が高い。
未だかつて、こんなに出来る子な悪を私は知らないです。
普通のファンタジーだったら、最後に“悪”を倒して何の心配もない平和が訪れるのに、これは違います。
野望を挫くだけで精一杯、倒しに行くなんて絶対無理。
歴史は繰り返す、過去の過ちは忘れない事。書から学ばす無知であり続ければ、とんでもない勘違いや間違いが生まれる事。
そんな教訓が読みとれるラストでした。
第一シリーズから通して読むと、いくつもの伏線が絡んでいて、多くの謎が解き明かされて行く事が分かります。
良く練られたストーリーは、本当に秀逸で面白いです。
児童書にしておくのは惜しい。ハリポタみたいに映像化したら、良いのになぁ。
この辺からネタバレあり。
第三シリーズは、怪物や化け物の登場は少なめですが、番人の仕掛ける罠や、番人が手下として操られる事となった背景などの謎解きがメイン。
そして、アイテム探しとしては七種の竜を蘇らせる旅……って、ここでも『ワタル』と大きく被る所があり何だか惹かれるものがあります。
七色で各土地を治める守護神なんて、まんま神部七龍神みたい。姿は西洋風な『竜(ドラゴン)』と東洋風な『龍』で違いますがね。
この竜達が、なかなか個性的で好きです。なかでもラピスラズリの竜が、好奇心旺盛で茶目っけがあって楽し過ぎる。
人間を超越した、古からの威厳ある竜のはずなのに(笑)
竜好きのドランと心を通わせ合ったアメジストの竜、ベリタスも人間味や包容力があって良いですね。
一番の親友であるドランを邪悪から解放するシーンは、残酷な運命であり、それでも幸せなんだろうな…と思うと、涙なしには読めない所です。
この竜達については、ドランの『デルトラ王国探検記』に詳しく書かれているだろうから、こちらも楽しみにこれから読みたいと思います。
外伝としては、他に作中の図書室員のジョセフが記録した『モンスター・ブック』や『デルトラの伝説』の方は読みました。これまた本編に絡んでいて、細かなカラクリや繋がりが分かるようになっています。
バルダがグラナスの所で拾った小箱は、実はゴブリン鬼もといプリューム族が落としたものだったとか。
ジョセフはデルトラ一の識者だったと思われるのに、いまいちその知識が活かしきれなかったのが残念です。
実際、私達は目の前の事態の処理に追われ、歴史を学ぶのを疎かにしがちなのかもしれないなぁと気付かされました。
エピソードとして面白いのは、やはり仮面一座の辺り。
顔に接着しかけたリーフの仮面を剥がすジャスミンのシーンなんか。
その気持ちを考えると…ショッキングだろうなorz
好きな人が痛みに絶叫しているのに、必要だからしなければならないという。好きだからこそ、でもなんて恐ろしい(;><)
あと、リーフにそっくりなファドレラは、美味しいキャラですね( ̄ー ̄)ニヤリ
アニメで見たいよ!!
ファドレラが昔の悪い癖で、ジャスミンをからかったりしたらいい。きっとこいつは、タラシな性分は抜けきらないに違いない。
そしてリーフと同じ顔で、本人なら絶対言わないようなあまーい言葉を耳元で囁くといい。
で、別人だと分かっているのに顔真っ赤にして戸惑うジャスミンとか見たいよ!
そんで、慌ててジャスミンを奪い返すリーフと、ファドレラの耳を掴んで引きずっていくマリエットが見たい。
マリエットの尻に敷かれているファドレラ(笑)
なんというか、リーフとジャスミンは もう比翼の鳥みたいに一緒に居るのが当たり前になっているんですね。
どんな危険な所でも絶対に付いていく、自分の命を相手の為に差し出す事も厭わない。そんな強い絆が感じられて良かったです。
もうちょっと甘い描写が欲しかったけど、これって冒険物ですしね(爆)
自分の脳内で補完したいと思います(^^ゞ
こんなゆっくり更新の中でも、ちらほら拍手頂き有難うございます<(_ _)>
どうやら、花粉症らしく飛散最盛期には、鼻づまりとクシャミが酷くて集中出来ません(TДT)
それは置いといて。
『3』は、かなり面白かったです。各巻でドキドキハラハラの展開。どんでんがえしの連続。
影の大王って、かなり慎重で粘り強く用意周到過ぎて本当に怖い。おまけに学習能力が高い。
未だかつて、こんなに出来る子な悪を私は知らないです。
普通のファンタジーだったら、最後に“悪”を倒して何の心配もない平和が訪れるのに、これは違います。
野望を挫くだけで精一杯、倒しに行くなんて絶対無理。
歴史は繰り返す、過去の過ちは忘れない事。書から学ばす無知であり続ければ、とんでもない勘違いや間違いが生まれる事。
そんな教訓が読みとれるラストでした。
第一シリーズから通して読むと、いくつもの伏線が絡んでいて、多くの謎が解き明かされて行く事が分かります。
良く練られたストーリーは、本当に秀逸で面白いです。
児童書にしておくのは惜しい。ハリポタみたいに映像化したら、良いのになぁ。
第三シリーズは、怪物や化け物の登場は少なめですが、番人の仕掛ける罠や、番人が手下として操られる事となった背景などの謎解きがメイン。
そして、アイテム探しとしては七種の竜を蘇らせる旅……って、ここでも『ワタル』と大きく被る所があり何だか惹かれるものがあります。
七色で各土地を治める守護神なんて、まんま神部七龍神みたい。姿は西洋風な『竜(ドラゴン)』と東洋風な『龍』で違いますがね。
この竜達が、なかなか個性的で好きです。なかでもラピスラズリの竜が、好奇心旺盛で茶目っけがあって楽し過ぎる。
人間を超越した、古からの威厳ある竜のはずなのに(笑)
竜好きのドランと心を通わせ合ったアメジストの竜、ベリタスも人間味や包容力があって良いですね。
一番の親友であるドランを邪悪から解放するシーンは、残酷な運命であり、それでも幸せなんだろうな…と思うと、涙なしには読めない所です。
この竜達については、ドランの『デルトラ王国探検記』に詳しく書かれているだろうから、こちらも楽しみにこれから読みたいと思います。
外伝としては、他に作中の図書室員のジョセフが記録した『モンスター・ブック』や『デルトラの伝説』の方は読みました。これまた本編に絡んでいて、細かなカラクリや繋がりが分かるようになっています。
バルダがグラナスの所で拾った小箱は、実はゴブリン鬼もといプリューム族が落としたものだったとか。
ジョセフはデルトラ一の識者だったと思われるのに、いまいちその知識が活かしきれなかったのが残念です。
実際、私達は目の前の事態の処理に追われ、歴史を学ぶのを疎かにしがちなのかもしれないなぁと気付かされました。
エピソードとして面白いのは、やはり仮面一座の辺り。
顔に接着しかけたリーフの仮面を剥がすジャスミンのシーンなんか。
その気持ちを考えると…ショッキングだろうなorz
好きな人が痛みに絶叫しているのに、必要だからしなければならないという。好きだからこそ、でもなんて恐ろしい(;><)
あと、リーフにそっくりなファドレラは、美味しいキャラですね( ̄ー ̄)ニヤリ
アニメで見たいよ!!
ファドレラが昔の悪い癖で、ジャスミンをからかったりしたらいい。きっとこいつは、タラシな性分は抜けきらないに違いない。
そしてリーフと同じ顔で、本人なら絶対言わないようなあまーい言葉を耳元で囁くといい。
で、別人だと分かっているのに顔真っ赤にして戸惑うジャスミンとか見たいよ!
そんで、慌ててジャスミンを奪い返すリーフと、ファドレラの耳を掴んで引きずっていくマリエットが見たい。
マリエットの尻に敷かれているファドレラ(笑)
なんというか、リーフとジャスミンは もう比翼の鳥みたいに一緒に居るのが当たり前になっているんですね。
どんな危険な所でも絶対に付いていく、自分の命を相手の為に差し出す事も厭わない。そんな強い絆が感じられて良かったです。
もうちょっと甘い描写が欲しかったけど、これって冒険物ですしね(爆)
自分の脳内で補完したいと思います(^^ゞ
こんなゆっくり更新の中でも、ちらほら拍手頂き有難うございます<(_ _)>
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Re:無題
コメントありがとうございます♪ アニメの出来が良かったので、全編アニメで見たいですね。でも、原作も緊張感があって面白いので、ぜひぜひ原作で結末を確認してみて下さい。私は図書館で全部借りて読みました(*^_^*)
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プロフィール
HN:
桜 雪乃
HP:
性別:
女性
趣味:
らくがき・ゲーム
自己紹介:
程々にオタク。ほんの一時期同人活動をしていましたが、最近は、もっぱら子育てに追われ、ネットで萌えを追う日々。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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