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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。 アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。 同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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……続きです。
でも、考える程に難しくて纏まらなかったので、感じた事をつらつら書くに留めます。


↓まず、『教護院(児童自立支援施設)』について調べたら、こんなサイトを見つけました。

教護院での授業

「少年法改正」案国会審議入りにあたって訴えます! 元教護院職員 池口 紀夫

これを読むと、犯罪を犯した子供達が、普通に生活している様子が伺えます。
特に、教護院での授業風景は(←リンク先ページ下方)先生から見た様子が綴られていて、読んでいて中々面白いです。
先生が生徒に合わせてくれる授業…、私が生徒だった頃、こんな雑談から授業を発展させてくれる先生が大好きだったのを思い出しました。
生徒の学習意欲を引き出す授業をする為に、様々な工夫が為されていて、素晴らしいです。

後半の「お誕生日会で何で泣くの? 」というエピソードがあるのですが。
どんなワルだろうが、初めて祝って貰った誕生日に、わんわん泣いてしまう…という所に、考えさせられます。
自分の為に人が祝ってくれる喜び。私達は当然の如く行っていて、こんな感動を忘れていました。
愛情に飢えている子供、過剰な愛情に慣れてしまった子供…受け取り方が全然違うのだなと改めて感じました。

そして、池口氏の訴えですが。
重大な少年犯罪が多発する中、厳しい処置を望む世論に反して、少年達の更生に力を入れるべきだと主張されています。

罪を憎んで、人を憎まず。
確かに、少年は更生する機会を与えられれば、飛躍的に変わる事も出来るでしょう。
そんな例も沢山ある一方。

『光市母子殺害事件』の加害者の様に、最後まで反省の色も見せず、謝罪の言葉もない場合もある。
『女子高生コンクリート詰め殺人事件』のように、人間の所業とは思えない悪辣無比な罪を犯した少年達も居る。
この事件の少年達は、精神を病んだ者も居れば、出所後に同じような犯罪を繰り返して逮捕された者も居るという…。
こんな事件を知ってしまうと、死刑も止むを得ない場合もあるか…と思ってしまう。
難しいです。

しかし、非行少年の更生の為に尽力されている方達の姿、立派だと思いました。
施設に於ける、光の部分です。しかし、逆に闇の部分も見つけてしまいました。
↓こちらは養護施設についてのリンクですが。

Stop! 児童養護施設内虐待

信じられない事に、親から虐待を受けて保護された子供が、施設で職員や他の子供から、身体的・性的虐待を受けるという事があるそうです。正に、傷口に塩…というか唐辛子。
とりあえず、私に出来る事は、あまりに酷い惨状もあるのだということを少しでも知ってもらうという事です。

↓そして、こちらは個人の体験談を綴っているブログ様です。
が、余りに壮絶でデリケートな問題なので、直接リンクは控えます。
真剣に読んで頂ける人に見てもらいたいです。

ttp://blog.livedoor.jp/maria_magdalena/
Mariaの戦い

この方は、物心ついた時から施設で育ったそうで、『施設は地獄』のカテゴリには、
目を覆いたくなるような事実が綴られています。
そんな過去と向き合って、今後自分の様な被害者を増やさない為に戦っている、凄い方です。

特に酷いと感じたのは、施設の子供には何の非もないのに、普通の学校に通えば、酷い差別を受けるという事。
庇護してくれる親が居ない、というだけで、何をしても許されるのか?
強い憤りを感じます。

各家庭で「あの子は施設育ちなんだから、ロクな子じゃない。係わり合いになるんじゃない。」等と先入観を与えるであろう事が、一番あってはならないと思います。
人付き合いに於いて、警戒心を持つ事は大事ですが。
それは施設育ちであろうと家庭育ちであろうと、変わりないでしょう?
何もされなければ、こちらから攻撃する必要はない筈です。せめて、そっとしておいて上げる配慮を持たせないのか。
弱い者が淘汰される、動物の本能に基づくのでしょうか。でも、人間は理性で助け合う事が出来る筈なのに。

そんな私も、軽い発達障害のある息子が心配な時期がありました。
養護教育センターから、息子の為に指導員さんを派遣されている事は、同学年の保護者に説明されています。
しかし、息子が衝動性を抑えられずに喧嘩の相手を怪我させてしまった時、周囲に「やっぱり、普通じゃないんだ。」と攻撃されるのではないか…と恐れていました。幸い、相手の保護者に理解があったので、事なきを得ましたが。

ともかく。『教護院』でも『養護施設』でも、全てがこの事例に当て嵌るわけでは無いでしょうが。
光と闇の両面が内在しているのは事実でしょう。
私達は、それを正しく理解して行動する事が大切なのではないかと強く感じました。 

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