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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。 アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。 同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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以前、わかばさんのブログにて、拙いコメントを残してしまったのですが。
それをきっかけに、わかばさんが記事にして下さったので、私も遅れて便乗です。
わかばさんも、私も、多分考え出すと止まらないタイプのような……(苦笑)

考え出すと、思考の海に沈んでいってしまいます。
今回その海の一端を書き出して、形にしてみようかと。
……でも、現役同人作家の友人に話したら、「しょーもない」と呆れられました。
言われて、私もそう思いました(;´Д`)

とりあえず、マリアナ海溝に沈まずに済みましたが(笑)
勿体無いので、途中まで考えてた事を残しときます。

なので、以下、“取り留めない個人のたわごと”として軽い気持ちで読み流して下さい。
しょーもない事に時間を潰したくない人、怒っちゃいそうな人は、読んじゃイヤン。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

カップリングに拘る女性は多い。
女性の方が、現実で妥協している事柄が多く、
『夢を見るなら大きく』とばかりに、高い理想をキャラに重ねて見ているから…
という気がする。
だから、その原作が好きな程、そのキャラが好きな程、その人なりの拘りが強くなる
のは当然だろう。

優秀な種を選んで、子孫を残して行くという本能が、高い理想を求める事に
繋がっている……とも考えられるが。


とりあえず、
読者達の心の中には、第一印象の、自分の理想のキャラが居るとして。
それを『誰にも蹂躙されたくない』と思っていたりする。
よく“原作至上主義”と呼ばれる方達は、ここで踏み止まるのが普通だろう。

それを一歩進んで、同人誌や同人サイトなどに触れると、“他人にとって、理想のキャラ”に出会う事になる。
それと同時に『自分の理想に近い。嬉しい。』『意外な発見。こんな感じも好き。』
『生理的に合わない、嫌い。』等の感情に出会う。
でも、基準はあくまで“自分の理想。第一印象のキャラ”である。
ここでは仮に、自分の理想を“一”、他人の理想を“二”と呼ぶ事にする。

同人初心者の若いお嬢さんに多かったりするのだが、
『○○さんの本を読んでからというもの、××(キャラ名)が、こういう風にしか見られなくなった。』
と苦情をよこす人が居る。これは自分の中で“一”が薄れ、“二”に乗っ取られるのが
嫌と感じているからだろう。
少し慣れてくると、“一”と“二”を上手に同居させるか、さっぱり割り切るかが、
出来るようになるのだが。

書(描)き手の同人作家としては、“一”を誇張したり、“一”を全く違う性格や設定に創り上げて、「もしも、こんなキャラだったら」
という遊び心(情熱・衝動)で作品を創る事が多いと思う。
そんな作家側の心の中には、“一”と遊び心で創ったキャラ→“三”が同居している。
“一”と“三”は自分の中で生まれたものなので、切り替えは簡単に出来る。
“二”に対しては、ちょっと複雑ではある。
“一”と“三”に沿っていれば、同居しやすい。「生理的にダメ」と感じれば、別れるが、
他人の情熱の塊りとして認める事は出来る。


この「生理的にダメ」というのは、ギャグパロよりエロパロの方が強い。
個人の理想や関心が、どうしても高くなってしまうのは、恋愛感情に係わる事柄だからだ。

「誰と誰の組み合わせ」で、どちらが「攻め」か「受け」か。というジャンル分けが、重要なのだが。

まず「○○×△△」「△△×○○」の組み合わせは、一番に好きなキャラと二番目に
好きなキャラをペアにする事が多い。
しかし、一番争点になりやすいのは、受け攻めの役割だろう。

もうこれは、個人の趣味というか……読み手のSM属性が問われる
……ような気が(;><)
「大好きなキャラを苛めたい」と思うか。
「大好きなキャラに苛められたい」と思うか…だと。

でも普通、“極端にどちらか”では無いと思うので、
「カッコいい攻め役」と「可愛い受け役」の両方に感情移入している場合が多いのでは?
「○○には、こう攻められたいし、△△はこうしてやりたい。」
という。

ちなみに、「○○総攻め」を好む人はM属性が強く。
「○○総受け」を好む人はS属性が強い気がします(^_^;)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


……という所まで考えて、帰ってきました_ノフ○ グッタリ
ホント、どーでも良い事です。

結局は。
自分の好みを、他人に押し付けなければ良い、という事なんでしょう。

恋愛観が争点になる事は多いですが。
「恋愛話抜きで、原作について語ろう。」としても、
相手の意見も尊重しないと、ケンカになるのは同様ですものね。

何事にも、違いを楽しむ余裕が欲しい所です。


さて、夏休みの課題は遅れて提出ということで(苦笑)
ここで無理やり終わっときます。

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読み応えあり!
お疲れ様でした~(笑)。とっても面白く読ませていただきました♪
私がまだこの同人界というものが判っていないものですから、「同人初心者の若いお嬢さんに多かったりするのだが、……」以下の文章には、さもありなんと思ってしまいました(お嬢さんという歳ではないのですがね)。確かに、読み分けができれば何の問題もないのでしょうね。

や、たぶん私の場合は、よく判らないからこういうことを頭で理解しようとしているのかもしれません。実際に創作をなさったりイベントに参加したりしている方たちにとっては、肌身で感じる暗黙の了解みたいなもので、ホント「しょーもない」ことなのだと思います。雪乃さんには、なんだか私の頭の悪さに付き合わせてしまったみたいで、ホントすみません。m(_ _)m

>「○○総受け」を好む人はS属性が強い気がします(^_^;)
ちょっとドッキリ。いや、私、どちらかと言えばMだと思っていたもので(笑)。サドっ気もあるのかなぁ……(笑)。

>自分の好みを、他人に押し付けなければ良い、という事なんでしょう。
確かに。「原作にこれこれこうこう書いてあるから、あなたの言っていることはおかしい」なんて根拠のある世界ではありませんものね。あくまでも自分自身の好みの世界なのだから……、でもそうすると、本当に同好の士同士でしかそういう話はできませんね。なんかちょっと怖い世界に思えます。

実は今日は『腐女子化する世界』(杉浦由美子著)なんて本を買ってきてしまいました(爆)。これまでなら目に留まらなかったと思うのですが、最近どうもこっち方面にアンテナが立ってしまったようで。まだ読み始めていませんが、帯の文句「女たちは「自分探し」に飽き、「自分忘れ」に走り出した!」なんていかにも面白そうです。怖いもの見たさで読んでみようと思います。

おかげさまでいろいろ知識が増えました。本当にどうもありがとうございました~♪
わかば 2007/09/05(Wed)00:15 編集
有難う御座います!!
改めて『同人って何ぞや?』と尋ねられると、自分も良く分からないもので。自分の中を整理しながら書きました。
こんな駄文から、何か感じ取って頂けたなら嬉しいです。こちらこそ、変な話題を振ってスミマセン。

同人誌を作るのって、有休使ったり、徹夜したり、
身を削って労力を掛ける割りに、人気作家を除き、儲からない(赤字)事が多いんですよね。
なんで、そこまでして…って思うのですが、「好きだから」が全てなんです。それ程好きでやっている訳ですから、同意と否定には酷く敏感です。

>ちょっと怖い世界に思えます。
この世界では、話合う相手の人間性が特に現れます。確かに怖いです。相手を否定せず、自分の意見が言える人が、素敵ですね。中には、本気で怒ってくる人がいるので、やはりCPの話題には触れない方が得策かも。

>実は今日は『腐女子化する世界』なんて本を買ってきてしまいました(爆)。
この手の本は全く読んだことがないです。でも、わかばさんを引き込んだのですから、面白そうですね。

私は、殆ど書店に行けず、ある日、ゆっくりと見回す機会に恵まれた時。腐女子関連の本が多く出ているのを見て、驚きました。
昔、ヒッソリと“やおい”を楽しんでいた女性達が、こうも堂々と生態を曝け出している(出されている)…というか。
複雑な気分になりました(^_^;)
「隠れて愛好するのが良い」というのは、わかばさんが普通の漫画に対する思いと、同じなのかもしれません。が、時代が開けた考え方に、変わってきているのでしょうね。

私の母が、BLの元祖であるJUNE誌を読んでいて、いつの間にか私も、今で言う『婦女子』に…(苦笑)。昔から、女性は美少年や美青年のファンタジーを好む気質があるのでしょうね。今も昔も変わらず。

こんな役に立つか怪しい知識しかない、私ですが…
お暇な時にでも、構ってやって下さい。
嬉しいコメントを有難う御座いましたv
らぶりーたいちん URL 2007/09/05(Wed)15:40 編集
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程々にオタク。ほんの一時期同人活動をしていましたが、最近は、もっぱら子育てに追われ、ネットで萌えを追う日々。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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