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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。             アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。                            同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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「ミッドナイト」の最終回、「鉄腕アトム(アニメ第二作)」の最終回についてネタバレがあります。
 ご注意下さい。


良く、恋愛表現として「このまま、あなたと溶けて一つになりたい」という台詞がある。
これは、少しも離れたくない位相手が好き、触れ合ったままでいたい、という熱烈な想いを伝える表現だということが分かる。

…あくまで例え話でしかない。実際、くっついたままであったり、溶けて一つの物体になってしまったら、幸せなんだろうかと思う。
二つであるから、触れ合う瞬間の喜びがあるし、同時に離れる寂しさもある。
一つになってしまえば、不安も別離の苦しみも無くなるかもしれないけど、それを乗り越える幸せも同時に失ってしまう。
平坦で良いかもしれない、でも退屈かもしれない…。それを良しと感じるかどうかは、人それぞれなんだろうな。

でも「死が二人を別つまで」ではなく「死してなお、共にありたい」というのには、少し憧れる。
その位、とことん愛し抜ける人と出会えたら素敵だと思う。私はまだ、人生の途上で、未熟でそこまでの考えには至らないけど。
年月を共に重ねる程に大事になると良い。

と、こんな事を考え出したのは、手塚作品を読んでから。融合というか、結合(?)する話がとても多いように思う。

BJ自身も、親友のタカシや父母の皮膚や、もしかしたら名もなき人の組織なども移植して、沢山の人に支えられて生きている。
BJが“母の皮膚と父の皮膚が繋がるのは当たり前でしょう”と笑う所(骨肉)なんかは、果たされた父母の再会を喜んでいるような感じがする。…BJの自己満足でしかないけど。
皮肉にも、両親は既にこの世の人では無く、組織だけが生きて息子に宿るなんて…幸せというより、なんだか哀しい。これを始め、相手が死して自分の一部となり共に生きていくという話が多い。

「ミユキとベン」なんかは、ミユキを助け、結ばれたいという、ベンの一方的な想いが遂げられたようにも見られるのだけど、あれも幸せなのかなぁと悩む所。
ミユキの方には、術前に臓器移植の説明をし、意思を確認したのかが少し気になる。あの、一刻を争う状況でも患者の同意は必要だよね? ドナーについては明かされないのだろうけど。

「ミユキとベン」に似ているなぁと思うのが、「ミッドナイト」の最終回。こちらは逆に、助けたかった相手を犠牲にして、自分が生きる事になるという話。
完全に患者の意思を無視するBJの決断が何とも言えない…。生きてさえいれば幸せ?

「新アトム」の最終回も、壊れてしまった初恋の相手であり自分と同じ設計のロボット、ニョーカの足をアトムが自分の足と付け替える所が切ない…。

好きだからこそ一緒に居たい。でも、相手の一部分と共に一人の人間として生きるのは、話としては綺麗だけど、実際は辛く哀しいんじゃないかというのが私の主観。
本当は、二人で共に在り生きたい筈だから。そのことを考えても、二つが一つになるというのは、幸せなのかと疑問に思う。それが例え完全な融合でも。
私にとって「死してなお、共にありたい」と憧れるのは、魂になっても、来世までも「二人で共に」が良いなという事。

でも、私には理解出来なくても、ある人にとっては融合は究極の幸せの一形態なのかもしれない。
その状態に満足していれば幸せなのだろう。主観が変われば、幸も不幸もコロコロ変わるものだし。
少なくとも私には、手塚先生は、幸せの一形態として捉えて話を描かれているように読み解ける……個人的な見解が間違っているか確かめようもないけれど。

恋愛関係では無くても、くっつく話(?)はBJの作中でも結構ある。

「二つの愛」…奥さんには辛いだけのような気がする話。愛する人の腕が生きていても、自分のものではないという。

「空からきた子ども」…家族を身を呈して守る、父親の立派さに目が行きがちだけど、本当は残された母親が一番苦労するという話(身も蓋もないな)。
どの位の期間なのか分からない、というかチャンスが来るかも分からないまま、子供をおんぶし続けて生活するのは困難極まりないと思う。親の愛にも体力・気力にも限界はあるのです、リアルな話。

「二人三脚」…これは、自分の足を見る度に後悔に苛まれそうな予感。

「復讐こそわが命」…家族の身体を接がれ、一人じゃないと頑張るラブロの娘さんが、外側から見るとやはり可哀想に見える話。

全てが、見方を変えれば幸せな話なんだけど。これらの話を読んだ人がどのように感じるか、統計があったら興味深いのに。

「あなたはどう感じますか?」

と、是非伺ってみたい。

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