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小児科の病院の待合室で、タイトルに魅かれて手に取った絵本。
『あなたをずっとずっとあいしてる』 作絵・宮西達也
さっと目を通して、人前で泣きそうになった。あぶない、あぶない(^_^;)
早速、図書館で借りて、子供達に読み聞かせています。
「子供にとって面白いのか?」っていうと疑問ですが。
私同様、心に響くものがあるのか、結構せがまれて繰り返し読んであげています。
読み手も、思わず感情移入して読んでしまうから引き込まれるのかもしれません。
ストーリーは、マイアサウラ(草食恐竜)のお母さんが、卵を拾って育てる所から始まります。
自分の卵と同様に愛情を注いで抱きしめるけれど……
産まれてきたのは、ティラノサウルス(肉食恐竜)の赤ちゃんだったのです。
お母さんは、悩んで悩んで、一度はその子を捨てようとしますが、可愛い赤ちゃんの
声を聞いて、「二度と離したりしない」と決意します。
マイアサウラの子には 「いつも ニコニコ 明るい、ライト」
ティラノサウルスの子には「強くて力持ち。でも優しい子になって欲しい。ハート」
と名を付け、同様に可愛がるのでした。
2人は本当の兄弟のように、仲良く育ち大きくなりました。
ところが、ある日、ハートは他のティラノサウルスに出会ってしまいます。
同じ姿のティラノサウルスに、「おまえはおれさまとそっくり同じ」「ごちそうはマイアサウラ」と聞いて、ハートは涙をこぼしながら否定するのです。
全速力でお母さんのもとへ帰るハート。
「ぼくは、かあさんの子じゃないの?」と傷ついているハートを
お母さんは力一杯抱きしめて、「あなたは私の大切な子、私の宝物のハートよ」
と言いました。
そこでハートも落ち着きを取り戻し、「ありがとう、かあさん。ぼくはハートだよね。」
と在りのままの自分と向き合うのです。
そしてハートは、こちらに向かってくるティラノサウルスに向かって行きます。
(このハートと出会ったティラノサウルスは、ハートの実の父親だったのかもしれない。)
それきり、お母さんのもとへハートが戻ることはありませんでした。
ある日、ハートと出会った林で、お母さんは 好物の赤い実が山と積まれているのを
見つけます。
そこでもう会えない事を悟り。「あなたが何処にいても、いつまでも、あなたを愛してる。ずっとずっと愛してる。」
と呟くのです………
悩みながらも、どんな子でも突き放したりせずに、全力で愛し続けるお母さんの姿が、
素晴らしいし、有難くて泣けます。
そんなお母さんに混乱する気持ちを受け止めてもらえて、ハートは自分を信じることが出来たのだと思います。
全てを受け止め、温かく包んであげられるような
…そんな素敵なお母さんになりたい…。
と思うものの、実際子育て生活の中には“子供が可愛くない”瞬間も多々あるわけで。
なかなか、大人になりきれない自分に嫌気が差したりします。
そんな中、「どんな事があっても、何をしても、あなたはあなた。あなたが私の宝物なのは変わらない。」
といったメッセージを絵本を通じて、自分も噛み締め、子供達にも伝えていけるだけでも、良いかなと。
多分、現代人が飢えてるのは、こんな愛なんだろうなぁ…と感じてしまいます。
この西宮さんの恐竜の絵本はシリーズで、どれも素晴らしいメッセージが込められていると聞いたので、他の絵本もこれから読もうと思います。

『あなたをずっとずっとあいしてる』 作絵・宮西達也
さっと目を通して、人前で泣きそうになった。あぶない、あぶない(^_^;)
早速、図書館で借りて、子供達に読み聞かせています。
「子供にとって面白いのか?」っていうと疑問ですが。
私同様、心に響くものがあるのか、結構せがまれて繰り返し読んであげています。
読み手も、思わず感情移入して読んでしまうから引き込まれるのかもしれません。
ストーリーは、マイアサウラ(草食恐竜)のお母さんが、卵を拾って育てる所から始まります。
自分の卵と同様に愛情を注いで抱きしめるけれど……
産まれてきたのは、ティラノサウルス(肉食恐竜)の赤ちゃんだったのです。
お母さんは、悩んで悩んで、一度はその子を捨てようとしますが、可愛い赤ちゃんの
声を聞いて、「二度と離したりしない」と決意します。
マイアサウラの子には 「いつも ニコニコ 明るい、ライト」
ティラノサウルスの子には「強くて力持ち。でも優しい子になって欲しい。ハート」
と名を付け、同様に可愛がるのでした。
2人は本当の兄弟のように、仲良く育ち大きくなりました。
ところが、ある日、ハートは他のティラノサウルスに出会ってしまいます。
同じ姿のティラノサウルスに、「おまえはおれさまとそっくり同じ」「ごちそうはマイアサウラ」と聞いて、ハートは涙をこぼしながら否定するのです。
全速力でお母さんのもとへ帰るハート。
「ぼくは、かあさんの子じゃないの?」と傷ついているハートを
お母さんは力一杯抱きしめて、「あなたは私の大切な子、私の宝物のハートよ」
と言いました。
そこでハートも落ち着きを取り戻し、「ありがとう、かあさん。ぼくはハートだよね。」
と在りのままの自分と向き合うのです。
そしてハートは、こちらに向かってくるティラノサウルスに向かって行きます。
(このハートと出会ったティラノサウルスは、ハートの実の父親だったのかもしれない。)
それきり、お母さんのもとへハートが戻ることはありませんでした。
ある日、ハートと出会った林で、お母さんは 好物の赤い実が山と積まれているのを
見つけます。
そこでもう会えない事を悟り。「あなたが何処にいても、いつまでも、あなたを愛してる。ずっとずっと愛してる。」
と呟くのです………
悩みながらも、どんな子でも突き放したりせずに、全力で愛し続けるお母さんの姿が、
素晴らしいし、有難くて泣けます。
そんなお母さんに混乱する気持ちを受け止めてもらえて、ハートは自分を信じることが出来たのだと思います。
全てを受け止め、温かく包んであげられるような
…そんな素敵なお母さんになりたい…。
と思うものの、実際子育て生活の中には“子供が可愛くない”瞬間も多々あるわけで。
なかなか、大人になりきれない自分に嫌気が差したりします。
そんな中、「どんな事があっても、何をしても、あなたはあなた。あなたが私の宝物なのは変わらない。」
といったメッセージを絵本を通じて、自分も噛み締め、子供達にも伝えていけるだけでも、良いかなと。
多分、現代人が飢えてるのは、こんな愛なんだろうなぁ…と感じてしまいます。
この西宮さんの恐竜の絵本はシリーズで、どれも素晴らしいメッセージが込められていると聞いたので、他の絵本もこれから読もうと思います。
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プロフィール
HN:
桜 雪乃
HP:
性別:
女性
趣味:
らくがき・ゲーム
自己紹介:
程々にオタク。ほんの一時期同人活動をしていましたが、最近は、もっぱら子育てに追われ、ネットで萌えを追う日々。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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