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ここから、超私的解釈です。
今まで、散々取り上げられたテーマでしょうが。
関連書籍等はまだ読んでないので思いっきり既出かもしれないし、ぶっ飛び過ぎで
ズレてるかも。
勝手な想像と推測だらけなのが、同人視点ということで(^_^;)
この2人の距離感の絶妙さが魅力的で、かなり読者の想像も掻き立てられる所では
ないかと思います。
手塚先生自身、試行錯誤の末、ピノコがあのサイズ(幼女)になった…
とどこかの同人誌で読んだのですが。
「普通の少女のサイズで、パンツ一丁のピノコがBJの首に抱きつき、
ほっぺにちゅー」
のイラスト入りサインが実在するとのこと。(激しく見たい)
もともとは没絵らしいですが、手塚先生は、読者を悶えさせる為に、ワザと2人を微妙な関係にしたんじゃ…。
「手塚先生は悲劇を好んで描く」ということですが、確かに悲劇的要素が含まれている方が話に深みが出るように思います。
まず、BJでも、先生でもない、一人の人間としての黒男について。
「私は人を愛せない人間だ」と他の人間を一切寄せ付けないような台詞を吐いて
いた、初期の黒男。
一部の女性や僅かな友人に心を寄せる事はあっても、完全に寄り添うような相手は
居なかったのではないでしょうか。
多分、復讐を一念に生きる彼は、「自分と一緒に居ると相手が不幸になる」ような事を
考えていたのかもしれません。
さらにBJの名を使うようになってからは、危険に巻き込む可能性も出てきたし。
また、誰かを傍に置くことで、死や病気による別れや(母親やめぐみさんの事もあり)、
裏切りに遭わないとも限らない。
天才外科医とはいえ、“手を尽くしても救えない命”に無力感を味わう事も度々あったでしょう。
情を移した人間に去られるのを、何より恐れていたのかもしれません。
だから、あえて突き放す。
そんなわけで、一度はピノコを手放そうとするのですが…。
冷静に手放した割りに、らしくないミスをする所が、既に“心ここにあらず”な感を受けます。
結局、ピノコが帰ってきたことで救われたのは、命だけじゃなく、心もじゃないかな…。
他人なんて邪魔と表面上つっぱっているものの、深層では、物凄く愛情に飢えている感じがします。
「憎まれるのは慣れている」と言っても、本当の理解者を求めています……。
この人、物凄い強がりで、やせ我慢の天才でもありそう(^_^;)
『ピノコ還る』で医師免許を手にするチャンスを棒に振るのですが。
ここで重要なのは、多分、紙切れが欲しかったのでは無いということ。
自分の仕事を正当に評価された(他者に理解された)事を喜んでいたに違いありません。
でも正当な評価は、たった一人からでも良くて。
傍に一番の理解者が居れば十分なんです。
そんな彼に多くを与える事が出来る、ピノコという存在。
絶対的に寄せられる信頼、小さな温もりから得られる安らぎに、随分救われたのではないでしょうか。
いったんピノコが傍に居る事を許すと、急速に情を寄せていく黒男が面白いです。
ピアノを与えたり、ラルゴの事も……ピノコの望みは出来るだけ叶えたい、という場面が数多く出てきます。
ピノコの命が脅かされる事件も、幾度となくありますが、その度に彼自身、
ピノコの存在の大きさに気付かされていくようです。
『白い正義』で、自分がどんなに拷問されても平然としていたのに、ピノコが撃たれた後の逆上っぷりが物凄い。
頭に血が上って、相手の首を紐で絞めるシーンなんかは、正当防衛を通り越して
殺人未遂になりそうな勢いです(;゚Д゚)
どうやら死ななかった所をみると、加減はしたみたいですが。
ラストの「この子は私のものだっ」の台詞……独占欲と捉えて良いでしょうか?
めぐみさんの時もそうだったけど、好意を寄せた相手を誰にも触れさせたくない、という所があるようです。
また『人生という名のSL』ではピノコに“最高の妻”と言うシーンがありますね。
人を愛せないのではなく、人を愛したくなかった彼が、
仕事のパートナーとしても、人生を共に歩むパートナーとしても、ピノコを認めている。
共に過ごして来た日々の中に、そんな大きな変化を見てとれます。
で、結局。黒男がピノコに寄せる愛って何?
っていうと、様々見解が分かれる所ですね。
父性愛・夫婦愛……どちらも混ざってたり?
実際、父親が娘を嫁に遣りたくない心理には、恋心も混ざってるからなんじゃないのかな?
でもまぁ、ピノコファンとしては、彼女が望む通り、長い時の中で夫婦愛に変化して
くれたらよいな…と思ってしまいます。
……ピノコ編に続きます。長い…語ると長すぎる。おまけに纏まらないorz
ファスナークリップ(ブラックジャック)
今まで、散々取り上げられたテーマでしょうが。
関連書籍等はまだ読んでないので思いっきり既出かもしれないし、ぶっ飛び過ぎで
ズレてるかも。
勝手な想像と推測だらけなのが、同人視点ということで(^_^;)
この2人の距離感の絶妙さが魅力的で、かなり読者の想像も掻き立てられる所では
ないかと思います。
手塚先生自身、試行錯誤の末、ピノコがあのサイズ(幼女)になった…
とどこかの同人誌で読んだのですが。
「普通の少女のサイズで、パンツ一丁のピノコがBJの首に抱きつき、
ほっぺにちゅー」
のイラスト入りサインが実在するとのこと。(激しく見たい)
もともとは没絵らしいですが、手塚先生は、読者を悶えさせる為に、ワザと2人を微妙な関係にしたんじゃ…。
「手塚先生は悲劇を好んで描く」ということですが、確かに悲劇的要素が含まれている方が話に深みが出るように思います。
まず、BJでも、先生でもない、一人の人間としての黒男について。
「私は人を愛せない人間だ」と他の人間を一切寄せ付けないような台詞を吐いて
いた、初期の黒男。
一部の女性や僅かな友人に心を寄せる事はあっても、完全に寄り添うような相手は
居なかったのではないでしょうか。
多分、復讐を一念に生きる彼は、「自分と一緒に居ると相手が不幸になる」ような事を
考えていたのかもしれません。
さらにBJの名を使うようになってからは、危険に巻き込む可能性も出てきたし。
また、誰かを傍に置くことで、死や病気による別れや(母親やめぐみさんの事もあり)、
裏切りに遭わないとも限らない。
天才外科医とはいえ、“手を尽くしても救えない命”に無力感を味わう事も度々あったでしょう。
情を移した人間に去られるのを、何より恐れていたのかもしれません。
だから、あえて突き放す。
そんなわけで、一度はピノコを手放そうとするのですが…。
冷静に手放した割りに、らしくないミスをする所が、既に“心ここにあらず”な感を受けます。
結局、ピノコが帰ってきたことで救われたのは、命だけじゃなく、心もじゃないかな…。
他人なんて邪魔と表面上つっぱっているものの、深層では、物凄く愛情に飢えている感じがします。
「憎まれるのは慣れている」と言っても、本当の理解者を求めています……。
この人、物凄い強がりで、やせ我慢の天才でもありそう(^_^;)
『ピノコ還る』で医師免許を手にするチャンスを棒に振るのですが。
ここで重要なのは、多分、紙切れが欲しかったのでは無いということ。
自分の仕事を正当に評価された(他者に理解された)事を喜んでいたに違いありません。
でも正当な評価は、たった一人からでも良くて。
傍に一番の理解者が居れば十分なんです。
そんな彼に多くを与える事が出来る、ピノコという存在。
絶対的に寄せられる信頼、小さな温もりから得られる安らぎに、随分救われたのではないでしょうか。
いったんピノコが傍に居る事を許すと、急速に情を寄せていく黒男が面白いです。
ピアノを与えたり、ラルゴの事も……ピノコの望みは出来るだけ叶えたい、という場面が数多く出てきます。
ピノコの命が脅かされる事件も、幾度となくありますが、その度に彼自身、
ピノコの存在の大きさに気付かされていくようです。
『白い正義』で、自分がどんなに拷問されても平然としていたのに、ピノコが撃たれた後の逆上っぷりが物凄い。
頭に血が上って、相手の首を紐で絞めるシーンなんかは、正当防衛を通り越して
殺人未遂になりそうな勢いです(;゚Д゚)
どうやら死ななかった所をみると、加減はしたみたいですが。
ラストの「この子は私のものだっ」の台詞……独占欲と捉えて良いでしょうか?
めぐみさんの時もそうだったけど、好意を寄せた相手を誰にも触れさせたくない、という所があるようです。
また『人生という名のSL』ではピノコに“最高の妻”と言うシーンがありますね。
人を愛せないのではなく、人を愛したくなかった彼が、
仕事のパートナーとしても、人生を共に歩むパートナーとしても、ピノコを認めている。
共に過ごして来た日々の中に、そんな大きな変化を見てとれます。
で、結局。黒男がピノコに寄せる愛って何?
っていうと、様々見解が分かれる所ですね。
父性愛・夫婦愛……どちらも混ざってたり?
実際、父親が娘を嫁に遣りたくない心理には、恋心も混ざってるからなんじゃないのかな?
でもまぁ、ピノコファンとしては、彼女が望む通り、長い時の中で夫婦愛に変化して
くれたらよいな…と思ってしまいます。
……ピノコ編に続きます。長い…語ると長すぎる。おまけに纏まらないorz
ファスナークリップ(ブラックジャック)
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プロフィール
HN:
桜 雪乃
HP:
性別:
女性
趣味:
らくがき・ゲーム
自己紹介:
程々にオタク。ほんの一時期同人活動をしていましたが、最近は、もっぱら子育てに追われ、ネットで萌えを追う日々。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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