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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。 アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。 同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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ようやっと、『ミッドナイト』を読み終わりました。

時間が掛かったのは…正直、地味…なせいかな…。いや、面白いんだけど。
深いメッセージ性とか、ミステリー調だったり、オカルトだったり…
不思議現象満載なのは、流石。こんな謎めいた話が大好きだったんだろうなぁ、と
何時も感じる。(まだ、そんなに多くの作品を読んだわけじゃないですが。)

ただ、「萌えるか」という観点で見るのは邪道なのですが。
私には少し物足りなかったです(^_^;)
恋愛要素少ないです、ときめきが足りない。
主人が言っていた、ミッドナイトの良い男っぷりも良く判るのですが、
イマイチ惹き付けられないのは何故だろう??

ミッドナイトって一途だし、義理人情に厚くて、結構自分から首を突っ込む、
お節介屋さんな奴。
最初はBJに「お前さんと私とは似たところがある」って言われてたけど。
似てる所って、肩書きが嫌いで無免許なとこ位じゃ……。つーか似てないんじゃ??

『他人なんか寄せ付けないオーラ』を放っているBJが、何故かあちこちの女性に想いを寄せられ。
結構、懐っこいミッドナイトなのに、女性関係は寂しい感じで。
いや、そういうテーマじゃないんでしょうが。
ちょっとカササギ運輸のお嬢さんが、報われなくて可哀想だったなぁ。

的外れな読み方ですが、「“男の魅力”って何だ?」と疑問に思ったので、
そのことについて。
多分、女性は男性の二面性に惹かれるのではないか…と思うわけです。
二枚目半ってやつ。

だらしないと思ってたら、いざという時、カッコ良かったり。
ひたすら強い人だと思ってたら、内面に脆さを隠してたり。
大人の落ち着きの中に、意外な少年っぽさを感じたり。

“私だけが知ってる顔”に優越感というか、征服欲というか…魅力を感じるのかな。
マンガなら、その顔を暴いてくれる相手が必要なんですよね。
『ミッドナイト』では、エリカ(ミッドナイトの車)が、その役割を果したらまた違ったでしょうけど。
他、洋ドラマに先越されて出来なかったんでしょうね。
そういうのも見たかったな、「恋する車」。

その点、BJにはピノコが居るわけで、BJの人間っぽい部分をどんどん引き出して
見せてくれる所が、良いんですよね。
しかし、『ミッドナイト』におけるBJは、“神か悪魔か”な立場のみで描かれている気がします。
極力、人間性を抑えた印象…。
「通行人を一人、轢き殺して連れてくるかい」とか平然と言っちゃうBJ ( ̄口 ̄|||
たまたまアニメ版を見た後なんかだと、そのギャップが物凄くて笑えます。


(以下、最終話ネタバレ注意)

「こんなラスト在りか!?」と噂の最終話を読んで。
確かに強引な……絶句。『七色いんこ』もラストが急展開だけども、これは…。
沢山の伏線が、勿体無いような。

これは、BJで言えば『○○○と○○』そのまんまじゃ……。
ただ、どちらの人格も失われてしまう点が、死んでしまったようで哀しい。
BJは全ての経緯を知っていて、この手術を迷い無くする所が凄い。
BJのキャラクターについては、スターシステムで「こういう役の1つ」と捉える方が良いかもしれない。

ミッドナイト(4) ←最終話収録、文庫版

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Re:ミッドナイトとBJ(10/07)
高校1年生の手塚先生のファンです。
ミッドナイトの最終巻は、先生に抗議したいくらいです
どうしてミッドナイトが・・・(/_;)ってかんじです

あと、私はミッドナイト結構面白いと思います。
真也とそれを取り巻く周りの人たちのやり取りが好きなんです。
さえこ 2011/11/17(Thu)18:27 編集
Re[1]:ミッドナイトとBJ(10/07)
さえこさん

コメント有難うございます。ミッドナイトを久しぶりに読み返してみました。確かに面白いです。中には凄く感動させられる話や、あったかくなる話もあって、流石だなぁと思います。

でも、話によってかなり突拍子もない展開になったりして、面白い話を求めて試行錯誤されていたのではないかなぁと感じたり。

あの最後は、ちょっと強引に終わらせ過ぎましたね。エリカに感情があるという設定は面白いと思うのですが、丁寧に描く時間が無かったのかもしれません。あの辺は満足いくまで描かれてはいない気もします。あくまで想像なのですが。

こうして老若男女を問わず、作品の魅力について語り合えるというのは嬉しいことですし、何時までも色褪せない手塚作品ならではと思い知らされます。

こんな稚ブログですが、また、お気が向かれましたら覗きに来てみて下さい。有難うございました。
らぶりーたいちん URL 2011/11/19(Sat)15:14 編集
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