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オタクな母が、日々の萌えや子育て等綴るブログです。 アニメ・漫画・ゲーム語りから日常の色々まで。 同人、二次創作に理解がある方のみ閲覧して下さいませ。
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私は、物凄く血を見るのが嫌いです。
うっかり紙の端で、指先の皮を引っ掛けてうっすら血が滲んでくるのを見ただけで
『ぞわっ』とします。

というのも、私が小学生だった頃。
調理実習で隣の女の子が、誤って包丁で指先を切ってしまい、結構な出血に驚いて白目を向いて気絶するのを見て。
それから、私のトラウマになったような感じです。自分は見てただけで、何もしてあげられなかった。

自分の子供の怪我は、気持ち悪いと思う暇なく、対処出来ますけどね。


そんな私が、“剣を振り回し敵を倒すゲーム”をしているわけですが。
ゲームは、戦争の擬似体験をしているようなものです。
明らかに人じゃなかったり、生きている事で自分も周囲も苦しむような人間となら、
戦う事にそれ程抵抗は無かったりします。
まあ、現実じゃないと割り切れば良いのですが、辛い……。

しかし、今回のCCは。
余りにも、人とモンスターの境界がハッキリしない敵とか、思想が違うだけで敵となる人間(ウータイ戦争)と戦わなければいけない訳で。
戦闘シーンの辛さ&罪悪感が何倍増か…。

ジェネシス・コピー(Gコピー)、アンジール・コピー(Aコピー)。
コピー人間には、理性は全くないのか? 欠片も?
そもそも、オリジナルの人間だって、理性は残ってても翼が生えると、モンスターなのか?
異形という意味なら、ソルジャーになった時点で既に「異形=モンスター」なんじゃないの? 変わってしまったら、生きていてはいけないの?

エアリスは最初、ソルジャーを恐れていた『普通じゃない。戦う事、大好きなんだよ。』と。←流石に“殺す事、大好き”とは言わなかったが。
でも、ソルジャーにも普通の人間のように感情がある。理性がある。
これは、人間として一番大事な事だと思う。
ザックスと知り合ってから、エアリスは、ソルジャーも人間も根本に変わりない事を知ったのだろう。ちょっと、身体が普通と違うだけ。
エアリス自身も、唯一の古代種だった訳で、“普通”に憧れていたのだろう。
“普通じゃない”そんな共通点から、ザックスに親近感が沸いたのかもしれない。

少し戻るが、花を踏みそうになったザックス。
エアリスに『気をつけるでしょ? 普通。』と叱られ、『普通じゃないんだ。』と返した時の彼の気持ちは、どんなだったんだろう。
やはり、小さな命に気付かない位、命に対して鈍感になってしまうものか。
そんな自分に対しての言葉なのか、“ソルジャー”についての疑念の所為か。

ザックス達を助けてくれるAコピーも登場する。
明らかに理性と意思を持っているけど、異形。もちろん、このコピーを倒す事は出来ない。でも他のAコピーは倒す。
ますます、複雑な気分になる。ザックスも、そうだったに違いない。
Gコピーだって、見た目物凄く人に近いし、ダメージを受けた時の叫び声とか……
戦う事に対する罪悪感がキツイ。

ましてや、ウータイの敵は人間。
何故戦わなければいけないんだ。人を傷つけなければいけないんだ。
迷いながら、戦闘する私。そんな私に動かされるザックスは、割り切っているのか?(って、カオスだ。)

もう、この事については。
ぬるい、だろうけど、乙女思想だろうけど。戦争なのに、ありえないだろうけど。

ウチのザックスは、人殺しじゃないって事で(;><)
斬っているんじゃなくて、峰打ち。戦闘不能にしてるんだよ。

確かニブルで(ウロ覚え)
「気をつけろ。そいつ(モンスター)気絶してるだけだから。」
「『使うと、汚れる、欠ける、磨り減る。』だから峰打ちにしてるんだ。」
って、言ってたし。
円月輪と戦う時も、止めは刺さないし。

その点、二次創作で見ると、命の重さを背負いながらも冷静に仕事をこなすザックスとか。冷酷でも、苦しんでても。こっちがリアルだろうとも思う。
どんなに精神力の強い人間でも、戦争体験の後遺症は酷いらしいし。

とりあえず、そんなのをザックスに背負わせるのが辛い私。
どんだけ、彼に夢見てんでしょう(;´Д`) 重症。


『ベルセルク』なんかは、「そういう世界だから」と割と受け入れられちゃったりするのが謎。
(↑いわゆる、エログロな漫画。…と一言で纏められないけど。)

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そうですね
こんにちは!またお邪魔します。
うまく書けませんが、雪乃さんのおっしゃる事よく分かります。
私には小2の娘がいますが、母親の影響か(?)ゲーム大好きですが娘にプレイさせるゲーム、また娘の前でやれるゲームは考えています。
DCの戦闘シーンは、思いっきりヴィンセント視点でバンバン人を撃つので、娘の前ではちょっとできませんでした(寝てからやっていた)

親もすでに戦後生まれな私達の世代ですが、やはり戦争に対してはいろいろな考えがあります。
去年「父親たちの星条旗」という映画を見てからは、雪乃さんが書かれているような「戦争体験の後遺症」をとても深く考えてしまい、もちろんザックスの「峰打ち」のセリフを見た時も、一見明るい彼の背負っているものの重さに思いを馳せることもあります。

あぁ、うまくまとまらなくてすみません。
でもこういう事を考えたり、子供に命の重さを伝えたりするのって大切ですよね。
Luna★ 2007/11/12(Mon)12:45 編集
命の重さ
Luna★さん、いらっしゃいませ(*^_^*)

まさに、私の言いたい事は『命の重さ』なんですよ。代弁して頂き有難う御座います。ウチでは、度々テーマとして取り上げてるのですが。

自分自身、ゲーム大好きで、こんな事言うのは「矛盾しているな」と思うのですが。やはり、ゲームとか漫画とかの中で、「命の扱いが軽いのでは?」と疑問を感じる時があるんですよね。

今回はまず、ウータイで『全滅させてこそ、英雄』というような選択肢に、非常に戸惑いました。「ゲーム的には、こっちなんだろうな。」と思いつつ、こちらを選ぶのは抵抗感じましたね。「作戦が成功すれば、無益な戦いは必要ないんじゃないの?」と。“反逆の種まで、根絶やしにしろ”的、考え方が嫌です。

これが、普通に、違和感なく『攻略的に正しい事』と子供を含め、一般に認識されるのは嫌だなと、思う訳です。多分、現実でペットや近しい人を失って、初めて命を失う事の辛さが分かるのであって。それを知らないまま、仮想現実の戦いを見せるのは、良くない気がします。

私はDC未プレイですが。Luna★さんのお考えに共感しました。もう少し子供に理解力がついたら、親子で考えを話し合いながら出来るようになると良いですね。

いつも、素敵コメント有難う御座います。
…実は、最近Luna★さんのサイトを発見致しました♪
うふふふふ。ザックス愛に溢れていますね☆
また、暇を見つけて熟読させて頂き、足跡残したいと思っております。
私も負けずに、ザックラ愛を叫びつつ(笑)
らぶりーたいちん URL 2007/11/12(Mon)23:33 編集
おおっ!!
おはようございます。
私のサイト、発見されましたかっ!!や、恥ずかしくてお教えできなかっただけなんですが(^^ゞ
何にもなくて、ただギャーギャーとザックラ萌えを叫んでるだけですが、よろしければ遊びに来て下さい。
お待ちしております(*^_^*)
Luna★ 2007/11/13(Tue)10:57 編集
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程々にオタク。ほんの一時期同人活動をしていましたが、最近は、もっぱら子育てに追われ、ネットで萌えを追う日々。
特徴、物忘れが激しい上に、のんびり屋。
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